周りの音を聞く大切さ

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2020.01.27

周りの音を聞く

こんにちは!名古屋のウクレレ、ボーカル、ギター教室「ポワンポワンスタジオ」です。

今日のテーマは「周りの音を聞く」です。


レッスンをしていると暴走してしまう生徒さんが4人に1人くらいいます。
暴走すると言っても別に走り回ったり怒ったりしているのではありません。

曲を流して弾いてもらうと、段々とずれてしまうのです。そうすると当然ですがリズムもへったくれもありません。ずれにずれてサビがはじまったときなどにはじめて「あれ??」と気づいて止まってしまいます。

本来であれば曲と合わせるということは曲のスピードに合わせるので、曲とずれればその都度合わせながら進んでいくものですが、ずれたことに気づかずに進んでしまいます。

このような状況は比較的お子さんに多く、小学生の低学年までは経験的には3分の1の生徒さんは曲と合わせてもあまり聞けないことが多いように感じます。ただ年齢的なものに関しては徐々に治っていくので小学生高学年になってくると段々とずれなくなってきます。

大人になると流石にずっと極端にずれる人は減りますがずっと1拍ずれてたり、半拍ずれてたりという人はいます。

一番良い改善策は「周りの音を聞く」ということです。音楽は人と合わせることも多いため、人の音を聞いて自分がそれに合わせるということはとても大切です。もちろん最終的にはそれぞれの演奏者が無意識レベルで相手の音を聞き、アンサンブルになるのが理想ですがそれには「周りの音を聞く癖」をつけなくてはいけません。

ただ「周りの音を聞く」と言っても実際にはそれほど簡単なことではありません。その理由はなぜ子供がずれやすいのかを考えてみるとわかるかも知れません。

「周りの音を聞く」には2つの能力が必要です。それは
・自分の音と曲の音の区別がつく、曲の中のリズムを理解する能力
・演奏しながら周りの音を聞く能力
です。

私達は普通に行っていることでも実際には高度な能力が使われているのです。

「自分の音と曲の音の区別なんてつくに決まってる」という人があるかも知れませんがTVが大きな音でなっている時に話しかけても話が聞き取れないという経験はないでしょうか?

アコースティックギターを弾く時、本人にはアコースティックギターの音は曲よりも遥かに大きく聞こえます。そんな中で耳をすまして曲を聞くのです。

曲と合わせて演奏する時は出来るだけ耳を曲に傾けて弾くことをおすすめします。

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